本日は、防犯訓練を実施した。もちろん不審者は、私で本日出勤する全保育士が、配置についた9:45にスタート。
【シナリオ】(不審者の私の動き)
不審者南側保育室の窓より侵入を試みるもとっさに異変に気がついた職員により窓、カーテンが閉められ、1階の異常を知らせる非常ベルが館内に鳴り響く。あきらめ別棟保育室へ向かうが本日は利用されておらず施錠中。そこで、外階段より2階へ向かいすでに施錠されており、パトカーのサイレンも聞こえ退散する予定・・・・だったが、
【訓練予定にない想定外】(2階には、園児2名と保育士2名がいた)
2階のベランダの窓が開いており、急きょ、侵入を試みる。思った以上に柵が高く、柵上部に飛びつくも左肩をA保育士に押され右足を柵にかけることができず、このやりとりが数分間?子どもたちとB保育士は事務室へ避難していた。
→B保育士は、2階の非常ベルを押す。(各室のブザー音が違い2階での異常が伝わるはず)ところが、1階では、当然、想定されていないものでベルがなっても応援に来ない。内線通話するも番号を間違え1階がでない。最後は『たすけてー!』。ようやく異常に気がつき男性職員が馳せ参じ柵より接がされ逃げ出すことに。
まさか2階で、こんなことになるとはシナリオにはなく、今回のように2回目のベルへの応援についてもマニュアルに記載されておらず、金剛棒を持った男性職員も1階へ2名がはりついてしまった。しかし、もし、私が刃物を所持していたらA保育士は命が危なかったかも知れない。
まさに、シナリオありでは本当に意味がないと痛感した次第です。想定外への対応こそが、本当の危機管理。でも、実際は、慌てるし、何よりもやはり「声」だろう。
柵を支えていた左手首に痛みが残り、意外に保育士の力強さに圧倒された。必殺「アンパンチ」されずに良かったと思いつつ、あの高さの柵は一定の侵入予防効果があること、そして、改めて、マニュアルの見直しと催涙スプレーも購入しました。窓が開いていたことに端を発した緊張感ある訓練となりました。