昨日30日は、総合消防訓練を実施した。火災発生から消火・通報・避難の要素を取り入れた一連の流れで行う訓練です。今回は、防火管理者(爺さん)不在を想定して皆さんの訓練の様子を観察させてもらった。
とにかく避難は早かった。前月は、本訓練に備え無予告で突然の館内放送からスタートしたが、事前に火災の発生時間、場所等も予定どおり。つまり事前に「火事よ」の備えができていたからと思う。館内放送も明瞭かつ的確に放送することができました。119番通報も慌てることなく的確に電話をすることができていました。それを確認している間にすでに外への避難が始まっていた。
2階よりおんぶで避難している様子です。
園庭に集合し園長が点呼中。上の写真でおかしな箇所があります。さて、どこでしょうか?
答) 本来、厨房火災発生で厨房へ持ち出す消火器が一緒に避難しています。てっきり後で行う初期消火訓練の説明用に気を利かせたもの×迫りくる火から身を守るため×
園長の一時避難場所へ避難の声のもとハミングを離れます。ご近所の駐車場へ避難します。
再度、怪我人と避難者数など報告。この一連の避難騒ぎでずっと泣いている子もいました。最後に園へ戻り消火器の訓練をしました。今回も水消火器を使用しましたが、おぼつかない箇所多々あり。本番であれば、間違いなく慌て初期消火できるかな?
「火事です」の発声は〇
①まずピンを抜く! ②ホースを抜く ③ノズルを持つ ④レバーを握る ④箒で掃くように手前から火元へ噴射 久しぶりの操作 今一度確認しましょうね!
思うに事前にやりますよ と言っておけばスムーズに動けるのだろう。地震も火事も予告なし突然にやってくる。その時にどのように動けるか、動くか を日頃より訓練するもの。しかし、想定外のこと、地震なのか火災なのか、
風向きや天候、怪我の有無、爆発、職員数、時間、保育活動の違い、自分の居場所(トイレ、園庭、事務室、更衣中)・・・という意味では、大きな施設ではありません。初期消火も通報も避難誘導も怪我人搬送や手当・・・一人何訳も、最低限、指示、こうなると優先順位なんて言ってられずケースバイケースの判断が必要になります。
とにかく声で伝えろ! 初期消火! 通報! 避難誘導! 点呼! どこへ避難?ハミングでは、風向きや近隣状況に応じて2箇所の一時避難場所として緊急時に借用してだけるよう協定を結んでいます。しかし、皆、避難してしまい消防隊に状況を誰が伝えるの?
この後は、温かな陽気に誘われて「散歩」に出かけました。いちごおまめことりの隊は、頑張って長後天満宮まで行ってきたそうだ。
例年黄金のじゅうたんが、まだまだのようです。
切株で一休みのアベックさん。本日の強風でいよいよ染まりそうです。