今日は、今年度1回目の避難訓練。コロナにより別棟の活動が増え、1階2階の関係ならば叫べば各部屋の拡声器を使えば何とかなる。非常ベルも設置しているが緊急放送が課題となっていた。そこで、この度、館内放送設備を設置したためこれを使用しての初の訓練となった。
「まもなく」の予告から「地震が発生しました」の一斉放送。園児の安全確保、身の安全、避難経路の確保、避難準備、情報収集とこれは毎月の訓練を積み重ねてきている。
Q. 地震発生直後の保育室の様子です。この中には何人の子どもがいるでしょうか? A.8名
子どもを安全な真ん中に集め、保育士が守る。テーブルもない布団もない時間帯でした。約1分間のシェイクアウト。この時ばかりは超過密。その後、即、窓や玄関が開けられバギーが用意されようとしている時に、厨房より火事の叫び声。非常ベルが館内に響きわたる。リーダーより消火器の指示。全消火器が厨房に集められた。とにかく早かった印象。すぐ避難指示の放送が入る。
2階の様子を確認するとすでに、ヘルメット着用し避難用リュックを背負いおんぶ紐も用意されていた。ここまでは、意識行動は高まっていると言えよう。しかし、毎回思うが、あの激しい揺れの中で動くこともままならない状況でパニックにならずにどこまで動けるか?トイレにいっている子もいるかも知れない、窓ガラスが割れたり、絵本やロッカーのものが飛び出す状況かも知れない。
園では、時間や想定し「緊急地震速報」などいろいろ変えて訓練を行っています。お迎え時間なんてこともあるかも知れません。その時は、ご協力をお願いします。なお、一時避難場所として裏の食堂や前の倉庫よりの出火など場所も考慮して、複数のご近所の協力で敷地へ避難させてもらうことにもなっています。
3月から4月の頭には、全国各地で連日地震が頻発した。たまる歪、少しでも開放してくれていればいいが、いずれ来る「首都直下型」「南海トラフ」など余地できないのであれば、皆さんも「大地震は必ず来る」の前提に。