3.11とコロナと戦争と

 言うまでもなく「東日本大震災」の発生した日。今日が金曜日で、あの日も金曜日だった。当日、最後のお迎えが8時過ぎ、その後、帰宅難民となった長男を大渋滞の中、町田駅まで車に迎えに行き深夜1時過ぎの帰宅となった。翌日は、土曜日で園が休みで早朝より映し出される甚大な被害にテレビに釘付けとなっていていたことを鮮明に記憶しているからだ。
 あれから11年が経過し、少子高齢化、地球温暖化といった様々な課題に直面し、「新型コロナ」の洗礼を受け、今さらに「侵攻」とこの世が一気に不確実な社会になってしまった。特に今年は、そんなこんなで関心や年月の経過から記憶も薄れてきているように感じる。この不安定の時代を生き抜いていかなければならない。そんな思いで本日の「グラリ3分行動」に参加した。しかし、激しい揺れのイメージはこんなものではないはずだ。カウンターの上の物が飛び交い、本が飛び出し、ロッカーの中身が降り注ぐ・・・身動きすらできないはずだ。職員もどこまで危機を感じて対応できるか。私ごとになるが、幸いにしてほとんど遠出や人混みにいくことはないが、夏の福祉従事者予防接種を新横浜で行ったが駐車場から会場まで田舎者ようにひたすらビルや看板をキョロキョロ、買い出しでもエレベーターは使用せず、電車に乗らず藤沢まで歩いちゃうなんて・・・こんな馬鹿げたことを意識している。考えてみれば、江戸時代のコレラだって、幾度なく襲われた大地震に噴火、そして、戦争とやはり繰り返されいる以上、「必ず来る」どうぞ備えを。お待てせしました、次は、今日のお別れ散歩です。

2022年03月11日