明けましておめでとうございます

 昨年は、新型コロナにより私たちの大切な生活が脅かせれ、今現在も大変な状況が続いています。
 保護者の皆様のご理解とご協力により、そして子どもたちの笑顔により踏ん張ることができました。改めて感謝申し上げます。また、スタッフも日常生活に制限がかかる中、子どもたちに会えることを喜びと感じ日々対応してくれたことを誇りに思います。
 今年はハミングの11年目を迎えます。まだまだ予断を許さない状況ですが、この子どもたちとの思いを紡ぎながら、スタッフ一丸となって「ハミングらしさ」をさらに工夫し取り組んでまいりたいと思います。

ハミング屋上からの初日の出。2021年1月1日6:58ごろ

 ところで、先日の報道では、「コロナの影響で少子化がさらに加速し出生数が85万人割れ」とあった。さらに、妊娠届件数も80万人の届かないそうだ。今さらだが、影響は計り知れず、労働力人口は経済に、社会保障、地域社会、子どもの健やかなる成長・・・。特に、最後の子どもにっとっては、日々子どもたちに関わっていると同世代の子どもと思いっきり遊び、小さい子やお兄さんお姉さんが側にいること、自然とのふれあい等々を通して・・・当たり前のことであるが私たちの役割の大きさを感じる。だからこそもっと、乳幼児期の重要性は語られるべきであり、この時期は特に少人数制の理想を感じる。
 もちろん経済的支援、企業風土の変化、男女間の役割分担への意識はかわりつつあるようであるが、このままでは本当に「やばい」。何とか結婚、育児に希望をもてて、子育てのもつ楽しみや喜びが実感できるような社会となるような政策を望む。
 一方、限られた中で我々も「ハミングらしさ」狭いながらも小さいけれどダンゴムシ、アリ、とかげ、てんとうむしがいて、砂場や小さな畑がある、保育士の配置等々でもその良さで乗り切っていきたい。さらに、もっともっと地域に目を向けたいが、本当に困っている、今すぐに保育園が・・・制度の狭間と費用と保育環境維持等と課題とにらめっこになってしまうのです。

 いわゆる三歳児神話(三歳までは母親が育てないと)は、既に根拠がないと言われるが、「三つ子の魂百までも」が医学的、心理学的にも認められている。ひょっとするとこれが少子化や少母可への切り札なるならば我々の存在感はよりあると思うが・・・。
 正月早々、話題がででかすぎました。何はともあれ、私たちはいかなる状況であっても、がんばりますので今年もご支援、ご協力をよろしくお願いします。

 代表取締役 大塚章弘
 

2021年01月01日