3.11の消防訓練

 この日に合わせて消防訓練を実施しました。あの日あの時を忘れることがないように現実に起こったことを次起こりうる大地震に備えるものです。子どもたちの命を守るために未来を守るために。

 本日のシナリオです。朝の会終了に合わせて地震発生。概ね1分間のシェイクアウト。その直後、厨房より「火事だ」の声。1階より響く火事との大声に全室の消火器を持ち出す指示とともに避難及び通報を伝える。消火不能と判断し「急げ!」
 2階へ駆け上がり保育士2名と子どもたち抱きかかえ外階段を出ようしたとき1階より保育士が応援で駆け上がり5名の子どもを4名で避難させることができた。
 すでに、駐車場では1階の子どもたちも避難終了していた。点呼のちに二次避難場所の竹藪の駐車場へ避難移動し全員の避難報告を受け訓練終了となりました。

 日頃の成果か緊張感をもあり非常にスムーズかつ迅速に避難行動がとれたと思います。もちろん反省すべき点はあり、本日は一時保育がありその子の靴を持ち出し忘れたり(通常は避難外遊び用の靴がクラス単位でセットになっているが)私にあっては、携帯電話を持たなかったり(これでは保護者と安否確認もできない!)最終退庁者(私)と避難チームとトランシーバーで連絡とりあうはずが相手がスイッチがはいっていなかったり(涙)

 訓練終了後、春の陽気の本日。気温も上がり汗ばむほど。0歳児、2階組ととも引地川の散歩へ同行。カメ、シラサギ、カモ、鯉を見たり、昨日の大雨でぬかるみもありましたが河原へ降り石を投げたりしました。そこへ、2歳児クラスも合流し河原はハミングの園庭状態。なんと往復歩いた0歳児も(よく頑張りました)

 途中、地震で倒れそうな塀に気がつたり(皆思っていた)改めて注意喚起。そして、コロナで学校が休みのため日中まず見かけないハミングのOGにも行く先々で会うことができました。最後に「あの時何をしていたか」が本日の話題。あの激しい揺れ、津波、映像、尊い命・・・私たちは絶対に忘れていけない。なぜならば「地震は必ずくる」「保育園かも、スーパーかも、車、電車、自宅かも」そのときどのように動くか、判断するか、そのときのために。

2020年03月11日