変なおじさんは私です

 ご家庭でお子様が「変なおじさんがでたよ」とお話していただいているようで月曜日の散歩の帰り道に出没したのは、「私」で事前予告なしでの不審者対応訓練でした。ご心配をおかけしました。上高倉公園の帰り道を国道で不審な行動をする怪しげな人影。すでに、保育士は国道を横断をする前より気が付いたとのことで、とっさに遊歩道へコース変更。難なくやり過ごすことができたというもの。
 常に周囲に気をくばり、危険を察知すれば伝達し、回避するというものでした。でも、訓練内容としては、甘いかな?実際に起きはしないだろうとの想定の元で動いている。実際に私が刃物を持ち、追いかけてきたら「本当に子どもたちの命が守れることができるか?」皆が柔道の有段者の保育士なんてことはないわけでホイッスルだって黄色のハンカチだって持ち歩いてはいるものの・・・その場で慌てることなく目標を110番で確実に伝えることができるか?仮に被害がなくても危険を感じて通報するにも犯人の服装、身長覚えられるか?
 地震はいつ来るかわからないが、あれだけの情報や報道、訓練を積み重ねているのである程度動くことはできるだろう。しかし、普通、火災や不審者となると、目の前の燃え盛る火や刃物を振り回す人と対峙など経験がない。せめて事前の察知や予防、伝達、危機回避、通報、連絡・・・最後は火事場のくそ力!

 そして、本日は、0歳児(バギー2台)、1歳児、無認可合同でその上高倉公園の散歩に同行した。園児11名、保育士5名+爺様で片道25分の行軍。国道から住宅街を抜けていく。この住宅街で遭遇したらでもどこでもいいから脇道へ行くしかない、いざとなればできるだけ子どもバギーに乗せて猛ダッシュで戻る、こんな選択肢がいつでもできる準備が必要。
 次回の訓練は、不審者役の私が隊列の背後から近づくことに決めました(秘密です)

2019年12月18日